企業の動画は「商用音楽ライブラリ」から選ぶ

TikTokビジネスヘルプセンター「商用音楽ライブラリについて」によると、商用音楽ライブラリ(CML)には100万曲以上が用意されており、CMLの楽曲は無料で商用利用できます。一方で、一般的な音楽ライブラリは商用利用できないとされています。動画広告やブランドコンテンツに加え、デュエット・リアクション・リミックスなどのオーガニックコンテンツでも、商業的なTikTok活動ではCMLの楽曲を使う必要があると説明されています。

他のユーザーのオリジナル楽曲やライセンスのある音楽を使う場合は、自社の法務部門と相談のうえで適切な許可を得るよう求めています。流行の楽曲を採用動画に使いたい場合は、CMLに入っているかを先に確認してください。

撮影時に気をつけたい音

  • 職場で流れているBGMやラジオが映像に入ると、意図せず楽曲を使うことになる。撮影中は止めるか、音声を差し替える
  • 社員が歌う・口ずさむ演出も、楽曲の権利が関係する場合がある
  • 編集ソフトや外部の動画ツールに付属する音源は、そのツールの利用規約で商用利用の範囲を確認する

広告として配信するときのポリシー

TikTokの反差別広告ポリシーは、広告商品を使って不当に人を差別することを禁止し、差別やハラスメントを含む・助長するコンテンツ、オーディエンス選択ツールで特定の集団を不当にターゲット・除外することを禁じています。住宅・雇用・信用の提供に関連して特定の集団を差別してはならないことも明記されています。

HEC(Housing, Employment, and Credit)ポリシーは、米国拠点の広告主と米国・カナダの利用者を対象にする広告主に適用され、雇用の広告(フルタイム・パートタイムの求人、採用活動、インターンシップ、就職フェアなど)では年齢・性別・郵便番号・婚姻や子の有無などでターゲティングできないとしています。日本国内向けの配信では適用対象外ですが、日本の法令でも募集・採用での年齢・性別による扱いの違いは制限されています(詳しくはこちら)。

AIで作った映像を使う場合

TikTokは、完全にAIで生成された、またはAIで大幅に編集されたリアルなコンテンツにラベルを付けるよう求めています。AIアバターや音声クローンを採用動画に使う場合は、投稿前にAI生成コンテンツの設定をオンにしてください。投稿後はこのラベルを変更できないとされています。

投稿前の確認リスト

  1. 使用する音源がCMLに含まれているか(含まれない場合は権利者の許可があるか)
  2. 撮影現場の音楽・映り込みを確認したか
  3. AI生成・大幅な編集がある場合にラベル設定をしたか
  4. テロップの雇用形態・勤務地・募集者名が募集要項と一致しているか
  5. 広告配信する場合、ターゲット設定を人事側も確認したか

相談先・申込先の選び方

TikTokの広告アカウントを代理店に任せる場合は、音源の選定と権利確認を誰が行うか、ターゲティング設定を共有してもらえるかを確認してください。投稿企画の考え方はTikTok採用は何を投稿する?でまとめています。

参考にした公式情報

いずれも2026年10月12日に内容を確認しました。制度やサービス仕様は変わるため、実施前に最新のページをご確認ください。

この記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の募集内容が法令に沿っているかは、都道府県労働局・ハローワークなどの窓口や社会保険労務士・弁護士などの専門家にご確認ください。