チャンネルの権限:担当者や代行会社に何を渡すか

YouTubeヘルプによると、チャンネルの権限機能では次の役割を割り当てられます。招待はYouTube Studioの[設定]→[権限]から行い、招待は送信から30日後に期限切れになります。ブランドアカウントを所有している場合は、先にチャンネルの権限を使う設定へ切り替えるよう案内されています。

役割できること(YouTubeヘルプの要旨)採用チャンネルでの割り当て例
所有者すべての操作。他のユーザーへの所有者の譲渡はできない会社(人事責任者など社内の人)
管理者データの表示、権限の管理、コンテンツの作成・公開・削除。チャンネルの削除は不可社内の運用担当
編集者データ表示、情報の編集、アップロードと公開。チャンネルや公開済みコンテンツの削除・権限管理は不可制作を担当する代行会社
編集者(制限付き)編集者と同じだが収益データにアクセスできない収益データを見せる必要がない外部の制作者
字幕編集者対象動画の字幕の追加・編集・公開・削除のみ字幕作成を依頼する外部スタッフ
閲覧者/閲覧者(制限付き)チャンネルの詳細を閲覧のみ(制限付きは収益データなし)分析レポートを確認する役員や現場責任者

右列は当サイトの割り当て例です。代行会社に「管理者」を渡すと権限の追加・削除までできるため、契約終了時の引き継ぎを考えると、所有者と管理者は社内に置いておくのが無難です。

ショートは最長3分

YouTubeヘルプ「3 分間の YouTube ショートについて」によると、YouTubeアプリとYouTube Studioから最長3分のショート動画をアップロードできます。仕事の一場面を切り出した短い動画をショートに、仕事の流れや社員インタビューを通常の動画に置く、といった使い分けがしやすくなっています。

コメント設定:公開前に決めておく

YouTubeヘルプ「コメント設定について」に挙がっている主な設定は次のとおりです。

  • 動画ごとにコメントを「オン」「一時停止」「オフ」から選べる
  • コメントの管理は「なし」「基本」「厳格」「すべて保留」から選べる
  • コメントできるユーザーを「チャンネル登録者とメンバー」に限定できる
  • チャンネル全体で「非表示のユーザー」「承認済みのユーザー」「ブロックする単語」「リンクを含むコメントの保留」を設定できる
  • 新しくアップロードする動画に共通の「デフォルトのコメント設定」を適用できる

採用動画には、給与や残業など労働条件に関する質問が付くことがあります。個別の条件をコメント欄で答えると、募集要項と食い違ったり、古い回答が残ったりしやすいため、「詳しい条件は募集要項をご覧ください」と案内する返信方針を決めておくと安全です。運用ルールの作り方は採用SNSのコメント・問い合わせ対応ルールで解説しています。

公開前に申告するもの

  1. 有料プロダクト プレースメント、スポンサーシップなどを含む場合は、動画の詳細で「有料プロモーション」を申告する
  2. リアルに見えるAI生成・加工を含む場合は、[属性]の[AI の使用]で申告する(詳しくはこちら)
  3. 出演する社員全員から、公開範囲と期間について同意を得ている
  4. 画面に顧客情報・社内資料・他の社員の顔が映り込んでいない
  5. 概要欄の募集要項リンクと、情報の時点(日付)を入れている

相談先・申込先の選び方

撮影・編集を外注する場合は、チャンネルの権限をどの役割で付与するか、納品データ(元素材・編集データ)の帰属、契約終了時の権限削除の手順を見積もり段階で確認してください。採用動画の制作会社やSNS運用代行を比較するときは、SNS採用代行会社の比較・契約チェックガイドのチェック項目が使えます。

参考にした公式情報

いずれも2026年10月12日に内容を確認しました。制度やサービス仕様は変わるため、実施前に最新のページをご確認ください。

この記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の募集内容が法令に沿っているかは、都道府県労働局・ハローワークなどの窓口や社会保険労務士・弁護士などの専門家にご確認ください。